一章最終話 何時もの鬼隠町

2023年6月15日

浄化から七日程経った頃である。
たまやでは八人が集められ労いの宴が催されていた。
昼間っから宴をやっているのは、この町は夜の方が忙しいからなので特別珍しい事ではない。

皆、お疲れ様。
お陰様で今回も無事終える事が出来たわ。


その後遊吉はどうなったの?

あぁ、顔も心もやられて見る影なくなったよ。もともと気の小さい虚勢張ってるだけの男だったから殆ど腑抜け状態。
おまけにあちこちから訴えられて多大な金を請求されてるし、千知や十糸子達もあの醜聞ですっかり心離れて何処かに行ってしまったしね。
あぁ、千知は嘉太郎を忘れられず傷心のまま十糸子から莫大な金を請求されてるって噂だわw。

それは困ったネ( ̄▽ ̄)

全然困ってないしwww

りく、潮吹き面の旦那に宜しく言っておいてね。
今回も何かと手を回して貰ったから・・・。

伝えておくよ。
千枝もみんなに宜しくって言ってたよ。
少しずつだけど以前の千枝らしい元気戻って来た。

そうかい、それは良かった😌。
私もあれから恭輔の様子観に行ったんだけどさ………。

おいおい💦夜ネタじゃねーか😅

まぁ毎度の事だから…😅

気が触れてないだけに一番エグいかもしれないですねw

夢路、お前銀ちゃんの媚薬使わなくてもエグいんだからほどほどにしとけよ。

よく知ってますね、斎蔵さん。

し、知らないよ‼️知るわけないだろう😳💦💦
そう相談して来た奴がいたんだよっ!!

あら、そうかしら?

環までっ‼︎

斎蔵さん💕

夢路ぃぃー💢

斎蔵さん💕

嘉太郎まで…😫
ってか何で嘉太郎だよっ!
頼むからやめてくれー💦💦

ハハハ、その辺にしてやれよwww

ふふふ☺️
これでまた暫くは平穏に過ごせるといいわね。

中庭では玄とはちがご褒美の魚を食べていた。
鬼隠町はまた何時もの静かな昼と賑やかな夜を取り戻していた。

-——- 完 ———

最後に

最後まで読んでくれて有難う。
第一章は終わったけど、また次も書くからね。
嫌な事があったら鬼隠町で片付けてやるから連絡くれよな。
尤も内容は吟味させて貰うけど・・・( ̄ー ̄)。
それからこれはあくまで空想の物語だからね。
素ネタはあるけど丸写しの内容じゃないって事は承知しておいてくれよ。
じゃまた次回をお楽しみに!!

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