うさぎ島(大久野島) 其の一
広島県竹原市忠海町の瀬戸内に浮かぶ周囲約4kmの小さな島でうさぎが沢山いて訪れた人を癒やしてくれる島ですが太平洋戦争中は毒ガス工場があり地図からも消されていたと言われている島です。まさに陰と陽が共存する島です。今は陰が薄れ陽ばかりのうさぎの楽園なんですけどね。(笑)
まずは大久野島に渡る前に乗船チケットとうさぎの餌を購入。駐車場は第1、第2とありましたが温かい季節は訪れる人が多そうなので時間に余裕のある行動が良いと思います。
店内にチケット券売機があり、うさぎの餌やうさぎグッズ等沢山ありました。大久野島に渡るとうさぎの餌は販売されていないのでうさぎに餌をあげたい人は島に渡る前に購入しておく事をお勧めします。ちなみにうさぎの餌は1つ100円でこちらのお店と隣のお店で販売されていました。小さな袋なのでどのくらい持って行けば良いのかと悩んだ末5つ購入。この時、余ることはないだろうとしか考えてなかった自分の愚かさ…を痛感する事になるのであります…。
船(フェリー)に乗り込んでいざ出発。大久野島までは約15分の船旅です。寒い季節だから島に行く人は少ないのかなと思っていたのですが以外と多かったですね。
こちらが島の全体地図です。フェリー乗り場の所で写真撮ってないので現在地が下の方になっててすみません。フェリー乗り場から右に行くと発電場跡、左に行くとキャンプ場や休暇村があります。今回は左周りで島を散策してみました。と言うか、うさぎに誘われて地図も確認せず左側のキャンプ場の方に行ってしまったもので…。(笑)
フェリー乗り場から直ぐ目の前の広場や桟橋近くにうさぎの姿を発見。一時期に比べコロナ等の影響でうさぎの数は減っているとの事ですが…広場やキャンプ場等人が行きやす場所にはうさぎも沢山いました。以前の島の様子やうさぎの数を知らないからそう思っただけかもしれませんが。
人が餌をくれるのをわかっているのかあちこちからうさぎが集まって来て…餌をくれるのを待っています…この勢いでは準備した餌が直ぐに無くなるかも…。
大きい子から小さい子さまざまな毛色のうさぎがいて人を見て逃げるどころか集まって来てくれる可愛いうさぎに餌をあげていると沢山の人がこの島を訪れたくなるのがわかりますね。ほんと癒やされます。
そんな大久野島ですが、島の散策を進めて行くとうさぎと一緒に慰霊碑や毒ガス工場跡も現れてきます。地図からも消されこの島の毒ガス工場や防衛に従軍していた人達の慰霊碑。現在形は残っていなくてもその場所に以前あった建物や施設の説明を見るとちょっと辛くなりますね…。この島の暗い陰です…。
灯台が見えたので灯台目指して行ってみたのですが…小さかった…。(笑) そして山の中にもうさぎさん。
こちらは毒ガス貯蔵庫の跡みたいです。うさぎがいなければ辛く悲しい場所なのかもしれませんがうさぎが暗い過去を明るくしてくれています。うさぎはこの島の陽ですね。
こちらも毒ガス貯蔵庫跡です、先ほどの貯蔵庫よりかなり大きい建物です。説明の写真にもありますがあんな大きなタンクがあったみたいですね…。貯蔵庫跡の反対側には穏やかな瀬戸内の海とうさぎがいます。
ほんとうさぎの存在がこの島を明るくしてくれていますね。と、この時うさぎの餌が残り1つになってしまったのであります…どうしよう…まだ島半周残ってるのに…。ここに来るまでに何人かの職員さんなのかボランティアさんなのか至る所に置いてある水飲み用の器の水を入れ換えていたり野菜を与えている人を見かけたのですが島のうさぎを守る為にお世話をしてくださってほんと頭が下がります。この島のうさぎ達が元気いっぱいなのもお世話してくれてる人達がいるからですね、ありがとうございます。
そして後半ヘ…。
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