広島県・八王子よみがえりの水

2023年9月17日

『鴉と蘇生の水』のモデルとなった場所。

広島県山県郡北広島町にある平成の名水百選に選ばれ水を汲みに来る人が後を絶たない人気の場所です。

静かな森の中にひっそりとよみがえりの水は湧いています。沢山の人が水を汲みに訪れていました。

まれにみる清冽な軟水の名水と言われ、お茶・コーヒー・料理・飲用に最適の水質だそうです。
お水は無料で汲むことが出来ますが、側に御賽銭箱が設置してあり皆さん御賽銭を入れて水を汲んでましたね。

八王子よみがえの水の由来。
刀匠がここの水を使用して名刀を作ったり、翼を傷めた鳥がこの水で傷を癒して元気に飛び立ったなど伝説が言い伝えられ栄えていたそうです。

八王子権現の由来は、昔後柏原天皇(1500~1526)の時代、周防国二王三郎という鍛冶が、戦乱の世を憂えて安芸国品治郷石井谷に移住して、伯父の二王清祐から伝えられた業を営んだ。 
  三郎は以前から近江国日枝山八王子の宮を信仰していたので、ここに分霊を勧請して朝夕参拝するうち、いつの間にか山の様子、森の木立ちまでも何だか尊いように思われてきて、有り難いという気持ちが強く起こってきた。それが神様の御心にかなったのだろうか、垣のほとりから泉が湧き出してきた。三郎は不思議に思ったが、後にこの泉で剣の焼刃を作り、世に名高い名工となったという。そのうえ、この泉に浴して色々な病気が治ったことも多かった。 
  それなのに、いつのころからだろうか、湧き出ることがなくなり長い年月を経た。ところが寛政8年(1796)3月2日の夜、当村の老農市郎兵衛という人にお告げがあって、翌3日の早朝から100の清泉が湧き出た。それ以来参詣の人が蟻のように続き、一度泉に浴したものはいかなる病でも治らないということがなかった。誠に有り難い時に逢い、得がたい清泉を頂いて、人々が体を安楽にし長寿を全うすることができるのは、たぐい無い神様のおかげである。 

八王子よみがえりの水HPより http://www.honji.eek.jp/mizu-iitutae.html

翼を傷めた鳥はこの水汲みで傷を癒やして元気に飛び立ったのでしょうか?

以前はこちらにも水が湧いていたのでしょうか?

平成の名水百選。

ここにも湧き水が溜まっていたのかな?と思ってしまうのであります…。

そしてこちらが八王子神社の入口です。

なぜ八王子?と気になりますよね…。

祭神は国之狭土神、大名持神、少名彦神、建御雷神

柏原天皇(1500~26)の時代、周防国二王三郎という鍛冶が、戦乱の世を憂えて安芸の国品治郷石井谷に移住して、伯父の二王清祐から伝えられた業を営んだ。 三郎は以前から近江国日枝山八王子の宮を信仰していたので、ここに分霊を勧請したという伝承も残っている。

とブログに書かれていましたので引用させていただきました。

今回お邪魔した時も入れ替わり立ち替わり絶え間なく水を汲みに訪れる人がいてここの湧き水が沢山の人に愛され大切にされているんだなと思ってしまいました。

今度行く時にはポリタンク準備してよみがえりの水のご利益を授かりたいと思っています。

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